ドルフィンスルーを想像する

波を越えるにはドルフィンスルーというテクニックが必要です。なぜドルフィンスルーという名前なのかわかりますか?

初めて本を読んだ時には、ドルフィンスルーの意味がわかりませんでした。どうやら板を沈めてるらしいけど、いったい何のために??そこで、まずしっかりと頭の中にイメージすることから始めましょう。

波がブレイクする時、海底までの水すべてが一度にブレイクするわけではありません。海面付近の海水が波に巻き上げられ、波のトップから海面に対して波が落ちます。つまり、ある程度の水深においては、ブレイクした瞬間さほど岸に押し返す力がありません。

そこで、巻かれる波の下側をくぐり抜けてやろう、というのがドルフィンスルーです。

なんとなくイメージが掴めたでしょうか。
ちなみに、大きな波をドルフィンスルーで抜けると背中にズルンと波の感触があり、波の力強さを実感することができます。

ドルフィンスルーをイメージするまでに、いろいろ試行錯誤しました。

サーファーズにいたときの話です。
波打ち際から5mくらい沖までは腰くらいの水深で、そこから突然高さ2m近い水の壁があって、水の壁を越えれば沖になる、というシチュエーションでした。

波に乗るには、水の壁を越えて沖に出て、ちょうどいい波が来たときに水の壁を滑り降りるような動作が必要でした。しかし、2mの高さから一気に降ってくる水をどうかわせばいいものか。そして、どう2mの高さを上がればいいものか。

悩みました。さんざん波に巻かれて、何度か「おぼれる?!!」と思いました。ふと一緒に海に入っているオージーたちをみて、あることに気づきました。なんと、彼らは水の壁に頭から飛び込んでいるのです。

向こう側に入りさえすれば、あとは浮力に任せて沖に出られるようです。まるで通り抜けフープをみたような印象でした。

真似をしてやってみると、あら不思議。思い切って突っ込んでみると、うまい具合に波が体を押し上げてくれます。ブレイクして巻いてる波のこちらがわにいると海底にたたきつけられますが、向こう側に行けば、海面にあがる水流になるんですね。

これをマスターしたおかげで、沖に出られるようになりました。ドルフィンスルーをイメージする上でも、巻いてる水流の下を潜って向こう側に行くイメージで練習すればうまくいくと思います。

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